清五郎農園はリアス式海岸特有の地形で宇和海に突き出た半島の中ほどにある急傾斜の園地です。
園地の前はすぐ海で、海から反射する太陽に果実は育まれ、糖度が増し、美味しく育ちます。
愛情を込めて育てたみかんを摘みたての瑞々しいみかんのまま食べていただきたい。
流通の中で瑞々しさと輝きを失ったみかん達を見て
本物の美味しさを知っていただきたいと思いました。
ワックス不使用の山直送摘みたてみかんを是非一度ご賞味ください。
愛媛県でのみかんの栽培は江戸時代にまで遡ります。
現在の宇和島市吉田町でみかんの苗木を植えたのが始まりとされています。
1年を通して温暖で晴れの日が多く、水はけが良く、栄養分を豊富に含んでいる土壌は昔からみかん栽培が盛んに行われてきました。
海岸線に沿った傾斜地と宇和海の島々では、傾斜地に作られた特徴的な石垣で覆われる段々畑が多くみられ、そのため石垣の石で太陽の熱が冷めにくく、温かさを保つことができます。
加えて空から降り注ぐ日光、海からの反射光が合わさり、愛媛のみかんは太陽をいっぱい浴びて育つことができます。
海藻由来の有機肥料を使用することにより、糖度が増し、濃厚でコクのあるみかんが育ちます。
また、一部品種ではみかんに袋掛けし完熟させる「完熟栽培」も取り入れており、より濃厚な味に仕上がります。